「第50回 日本伝統工芸近畿展」のお知らせと制作風景

3月となりだんだん陽射しがまぶしくなってきましたねっ☆

みなさん元気にお過ごしでしょうか?

マスクの日々はしばらく続きますが、フワリっと春らしく活動的にいきたいものです♪

 

さて少し早いですが、

来月開催の「第50回日本伝統工芸近畿展」のお知らせと、その制作風景を今回は特別にご紹介いたします。

昨年は新型コロナウイルス感染拡大防止の為に、作品が展示されずに中止となってしまった公募展です。陶芸を含む7部門にわたる近畿在住の人間国宝と工芸作家の入選作品が一堂に展観されます。

今年は50回を迎え、さまざまな記念企画展も同時期に開催予定!

(*ポスターやDMなど出来上がってきましたら、こちらのサイトのインフォメーションやブログからもご案内いたします)

 

第50回 日本伝統工芸近畿展
 ■ 2021年4月14日(水)→19日(月)

 ■ 京都高島屋 7階グランドホール

 ■ 入場時間=午前10時~午後7時30分(午後8時閉場)

※最終日は午後4時30分まで(午後5時閉場)

【入場料】: 一般 500円(団体300円)/大学生以下無料

 

                

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今回は、私の作品の*装飾*の部分をメインにご紹介。

第50回伝統工芸近畿展に出品に向けて制作したものです。

「素焼き」

粘土で造形後に、750~800度程の温度で焼成。

この作品は土味や仕上がりの奥行を意識して、薄赤茶色の土に自分で調合しています。

「白化粧」

白い土やその原料となるもので「白化粧」を作り、筆や刷毛を使って幾重にも施して表情をつけています。

剥がれないように2度目素焼き。その後、ロクロを回して全体のバランスをみながら、イメージしてるデザインを鉛筆で軽く下書き。

 

絵のメインとなる*蓮*は、ここ数年何度もスケッチや写真を撮りに足を運んでます。花とともに、生命力あふれる大きな葉っぱに最近魅力を感じています。

「チョーク描き」

チョークとは、陶芸の原料を用いて自分で研究・調合したパステルのような描き味のものです。筆は使わずに描いていきます。

私の作風の一番の特徴ですね。

「釉がけ

絵付け後、釉薬(焼成するとガラス質になるよう原料を調合したもの)を、コンプレッサーで施し、窯詰め・1230度で焼成へ。

「窯出し」

いつも窯の蓋を開けるのはドキドキ.....ドキっ。

今回の仕上がりはどうでしょう?

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チョーク描花器「ゆらぎ」が入選しております。

コロナ禍ではありますが、*工芸の美*の数々を、実物を、会場にてご高覧いただければ幸いです。

 

 また会期が始まりましたら、下記の日本工芸会のホームページやSNSで本展覧会の受賞作品・入選作品が紹介されます。

こちらも今後ぜひご注目ください☆彡

 

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